豚なんこつとは

豚なんこつとは

豚なんこつ

普段、軟骨と言えば頭にイメージするのは鶏の軟骨?だと思いまが、ここ能代では軟骨と言えば豚なんこつが普通です。
能代豚なんこつには40年の歴史があり、豚なんこつを食べるきっかけになったのは、元々は何処かの精肉店が、「もったいないから」と豚のなんこつを包丁で叩いて出したのがきっかけとか。

能代豚なんこつの特徴

豚なんこつ

他の地方では、圧力鍋で豚ばら軟骨を柔らかく煮て食すのが主流ですが、能代では豚ばら軟骨の赤身部分となんこつ部分を包丁で丹念に叩き切りして焼いて食します。叩き切りしている為、なんこつ部分はコリコリした食感が楽しめる他、赤身肉の柔らかさとジューシーさの2つが楽しめます。
食べ方は、適当な大きさに切り、そのまま塩コショウして焼くか、焼いてタレにつけていただきます。焼肉として鉄板で焼いても良し、フライパンで焼いても良し、焼き鳥の串に刺して焼き鳥としても楽しめる一品となっています。

能代豚なんこつが美味しい訳

豚なんこつ

今やご当地グルメの定番となっているB-1グランプリ。2010年には、秋田県ご当地グルメの北海道、東北B-1グランプリinYOKOTEに、能代の豚なんこつが出場。いまでは、能代市では知らない人がいない程の人気の食べ物です。市内では能代豚なんこつを食べられるお店が20件以上あり、それぞれのお店で違った切り方を楽しめます。昔は地元の飲食店でよく食べられていましたが今では、叩き切りした豚なんこつが精肉店やスーパーで生の豚なんこつをお買い求いただけますので、ご家庭でも美味しくいただけます。
素人が叩くとなんこつが細かく叩けてなくて、固く食べれなかったり、赤身肉となんこつが切れてしまったりと。赤身肉と軟骨を細かく叩きぎりにするコツは、やはり経験との事。豚バラ肉に軟骨が付いている部分を包丁で丹念に叩き切りするため、腱鞘炎になるという事もしばしば。熟練のなせるわざがより一層美味しさのレベルをあげています。

豚なんこつ

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